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カテゴリ:金銀糸( 72 )

ひさびさのTV取材

おおきに、おこしやす。 のほほん金糸屋です。

コロナウィルスの影響下で外出自粛要請が出されて、ずいぶん月日が経ったように思います。
みなさまはいかがお過ごしでしょうか?

のほほん金糸屋は、どうにか日々の生活を送らせていただいております。
幸いなことにあまり外部と接触せずに少人数でものづくりに携わるお仕事なので、
普段からは少しペースを落としてマイペースで金銀糸作りに取り組んでいます。

しかしながら、なかなか厳しい状況に置かれていることには変わりはないので、
早く今の状況が収束することを心から願っています。

そんななかですが、先日TV番組に当店の事柄を取り上げていただくことができました。
MBS毎日放送「京都知新」という番組です。

京都で歴史を持ちながらも新しい取り組みをしている皆さんをご紹介されています。
のほほん金糸屋が仲良くさせていただいている方々もたくさん出演されており、
以前からの放送回も動画でアーカイブされているので、
のほほんい金糸屋もずいぶん拝見して勉強させていただきました。

ちなみにのほほん金糸屋の放送回もアーカイブしていただいているようです。
どうぞよろしければご笑覧くださいませ。

普段取り組んでいる本金糸づくりの背景から、
絲tabaneの生まれた経緯までをとてもわかり易くスタイリッシュにまとめていただきました。
取材期間も1ヶ月に及びましたが、撮影クルーの皆さんのとても丁寧で丹念な仕事運びが印象的でした。
照明と音声とカメラワークといったものもやはり職人技ですね。

しかし今回はTVカメラの前でずいぶんたくさんお話をさせていただきました。
TV取材は何度かお受けしたことはありますが、
この経験だけはどうしたって慣れることはありません。

実はインタビュー収録はのべ2時間以上は収録されてたというように思います。
あのような形でわかりやすくお伝えできているように見えるのは、
まさにTVクルーの方の編集手腕のたまものです。

のほほん金糸屋はオンエアを拝見したときはホンマにうなりましたよ。
だって本人はカメラの前で落ち着きなくキョドって、ドモッてただけやからね・・・

また今回の取材にはたくさんのご協力を頂戴しました。
金銀糸の生産背景の職人の皆さまをはじめ

京刺繍 長艸繍巧房 様

絲tabaneのデザイナー
CREA/Meのコバヤシタカシ様

ご協力を頂戴し誠にありがとうございました。

今回も非常に貴重な経験と機会をいただきました。
MBSの皆様、ご協力いただいた皆様、番組をご覧いただいた皆様に
改めて御礼申し上げます。

創業明治三十年 京都 金銀糸株式会社 寺島保太良商店
Twitter http://twitter.com/terayasukinnshi

by tera-yasu | 2020-05-12 15:09 | 金銀糸

今年も一年ありがとうございました^^

おおきにおこしやす。
のほほん金糸屋です。

今日は午前中から恒例の大掃除。
チームワークで手際よく進めて、先ほど新年を迎える準備が整いました。

今年も1年間「金銀糸を通じてたからものづくりのお手伝い」を、誠実な姿勢と丁寧な行動を意識して取り組んでまいりました。
ありがたいことにお祭りのかざり幕や記念旗などの「地域の宝ものづくり」では、お手伝いをさせていただくお話がいろいろとあり貴重な経験を年々積ませていただいております。
当店の名前は表には出ませんが、それぞれの地域の文化的な財産を維持発展させていくとても大切なお取り組み。
それぞれの地域の皆様や、運営に関わっている皆様の思いを感じて、素材を提供しているのほほん金糸屋としてもとても光栄な気持ちになります。
のほほん金糸屋が一番大切にしている想い。
来年も引き続いて取り組んでいきたいと思います。

今年はもう一つ、新しい取り組みを進めました。
今年も一年ありがとうございました^^_d0176048_11312934.png
今年も一年ありがとうございました^^_d0176048_11315464.jpg
純金糸を用いたあたらしいジュエリーのかたち「絲tabane」(たばね)
まさか、のほほん金糸屋が独自にジュエリーのブランドを企画するなんて;^^A
ついこないだまでは夢にも思ってませんでしたよ。

お友達になったジュエリーデザイナーの方や、様々なクリエイターの皆様、行政や商工会議所の皆様。
本当にたくさんの皆様のご協力を頂戴しつつ「絲tabane」は産声をあげました。

「絲tabane」のものづくりは端緒についたばかりで、皆様のお目に触れる機会をいただくにはもう少しいろいろと取り組んでいかないといけないことがあります。
でも、ご覧いただいた皆様からは本当に励みになるお褒めのお言葉をたくさん頂けて、「絲tabane」を大切に育てていこうというモチベーションが日に日に高まっていく1年でした。

「地域の宝ものづくり」に欠かせない純金糸。
その純金糸を「みんなの宝物の時間」のお供にしていきたい。
のほほん金糸屋はそんな思いをもって「絲tabane」を育てていきたいと思っています。

とはいえ、のほほん金糸屋のちからだけでできることはたかが知れています。
「絲tabane」に関わってくださるクリエイターの皆さんの思いも「束なって」、「絲tabane」の世界が拡がっていけば素敵だなと思っています。
来年は「絲tabane」がたくさんの皆様とお出会いして、あたらしい「たばね(出会い)」がたくさん生まれる1年にしたいと思っています。

例年になくこのブログのエントリが滞ってまいりました・・・ごめんなさい。
来年こそはブログの更新ももう少し身を入れて取り組んでいかねば!!

ともあれ、今年も1年間なんとか無事に終えられたことは皆様のおかげだと改めて感謝申し上げます。
新年は1月5日より営業を始めさせていただきます。
引き続き、来年も何卒よろしくお願い申し上げます。


by tera-yasu | 2017-12-29 17:00 | 金銀糸

あたらしきもの京都

おおきに、おこしやす。 のほほん金糸屋です。

大きな規模で開催される東京インターナショナルギフトショー
ご無沙汰しておりましたが3年ぶりに出展させて頂く事になりました。
あたらしきもの京都_d0176048_1513223.gif

東京インターナショナルギフトショー春2017 LIFE×DESIGN

今回はあたらしきもの京都というプロジェクトで商品開発、展示出品という形になります。
あたらしきもの京都_d0176048_1594755.jpg


会期まで1週間あまりとなってまいりました。
ただいま、鋭意にて制作準備中。
ラストスパートがかかっております。
本当に心強い仲間の皆様に協力をしていただいております。

今回は純金の糸を身に着けていただける、
「あたらしいかたち」
をご提案したいと思っています。
ぜひどうぞお楽しみに^^

2017 2/1(水)~2/3(金)
第83回東京インターナショナルギフトショー春2017
LIFE×DESIGN Active Design&Craft Fair
「あたらしきもの京都」
東京ビッグサイト 東1ホール ブース番号:東1-D-04

皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。

創業明治三十年 京都 金銀糸
株式会社 寺島保太良商店
web http://www.terayasu.com
Blog http://terayasu.exblog.jp/
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Facebook https://www.facebook.com/kyoto.kinginshi.terayasu
by tera-yasu | 2017-01-21 15:17 | 金銀糸

Keiichirosense in Fashion Week Tokyo

おおきに、おこしやす。 のほほん金糸屋です。

Amazon Fashion Week Tokyo
"ファッション・ウィーク" とは、年2回、世界のファッション都市で開催されているファッションの祭典で、
ファッション・ショーや展示会で発表される最新コレクションから、次のシーズンのトレンドが生まれています。

世界のファッション・ウィークの中でも、歴史性、話題性から情報発信力が大きい、
パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク、そして東京の5都市で行われるものは、
「5大ファッション・ウィーク」と総称され、大きな影響力を持っています。
(公式webより引用 http://amazonfashionweektokyo.com/jp/

とても華やかで注目度の大きな舞台ですね。
そんなAmazon Fashion Week Tokyoに参加しているブランドの一つ、keiichirosense (ケイイチロウセンス)を展開されている由利佳一郎さん。
少しご経歴を紹介します。
「鞄生産の一大産地、兵庫県・豊岡市を拠点に活動。
世界最高峰のドイツの工業デザイン賞「iFデザインアワード」にてニューダレスバッグが受賞。
また、イタリア・ミラノのバッグショー「MIPEL」にて最高賞「ミペル・アワード」などを受賞。
日本の伝統的な素材を用い革新的なシルエットにて表現することで、”未知なる感動”を提案。

ミペルアワードを連続受賞後、Made in Japanを世界に発信すべく、新ブランド「KEIICHIRO」をスタート。
姫路の皮革をベースに、日本の伝統的なテキスタイルや新素材を融合した高度な特殊技術と独創的なバッグデザインで新しい価値の創造を提案。
「バッグから着想するスタイリング」をコンセプトに、ファッションブランド「Keiichirosense」をスタートさせ、独自のスタイルとフィーリングを表現するべく、シルエットを意識しながらも、鞄という機能までをもファッションに取り入れる、いわばウェアラブルなスタイルを追求。」
(Amazon Fashion Week Tokyo ブランドプロフィールより引用
http://amazonfashionweektokyo.com/jp/brands/detail/keiichirosense/

バッグデザイナーというバックボーンを持ちながら、前衛的なインパクトと伝統的な素材との組み合わせで展開されるものづくりは、本当に個性的で魅力的です。

実は、以前からとてもお世話になっていて親しくさせていただいているご縁で、
今回の取り組みのひとつにのほほん金糸屋も少しだけ手伝いさせていただく機会がありました。

ご要望は「迫力があって、形状の固定できるような金糸が使いたい」とのことでした。
はてさて・・・由利さんの感性でどのようなものをお創りになるのかな・・・?

形状が固定できつつ、迫力のある表情で太さも出そうということであるなら、
お世話になっているくみひも屋さんと協業でこんなものをこしらえてみました。
Keiichirosense in Fashion Week Tokyo_d0176048_1634129.jpg
Keiichirosense in Fashion Week Tokyo_d0176048_16342894.jpg

由利さんにお渡ししたところ「OK!」のご返事をいただけたのでひと安心^^;

あとはどんなかたちで、できあがりになったのかな?

ワクワクしつつ、当日のショーを心待ちにする日々を過ごしておりました。

そして迎えたショー当日、渋谷ヒカリエのホールで我々の前に姿を表したのは!
Keiichirosense in Fashion Week Tokyo_d0176048_16335942.jpg


大変光栄なことに、一番先頭での取り扱いにしていただけました。
ショーの様子もこちらでご覧いただけます。


今回の取り組みで金銀糸という素材について、たくさんの方に知っていただける機会を作っていただきました。
同時に新しい金銀糸の用途の可能性を拡げることにもつながったと感じています。

Keiichirosense 由利佳一郎さんとスタッフの皆様に心より感謝申し上げます。

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by tera-yasu | 2016-10-26 17:11 | 金銀糸

金銀糸の小束のほどきかた

おおきに、おこしやす。 のほほん金糸屋です。
当店の金銀糸は少量でお求めやすいように「小束」の仕立てをしたものがございます。
これは日本刺繍用にお使いやすいように、100m長の金糸を20mごとにこよりを入れて仕立てたものです。
金銀糸の小束のほどきかた_d0176048_14475791.jpg

でも、この小束をほどくのが少々コツがいるようで
せっかくお買い上げ頂いたお客様には
「ほどく際に糸が絡まってしまった」などの、ご迷惑をおかけすることがありました。
そこで今回のブログは「小束のほどき方」について解説させていただこうと思います。

まず頭の部分を束ねている「赤元結」をほどいてはずします。
金銀糸の小束のほどきかた_d0176048_14492644.jpg

そうすると、20mずつに束ねている「頭のこより」(写真では左手)と、
全体を束ねている「お尻のこより」(写真では右手)に分かれて持ちます。
このとき頭の五つ並んでいるこよりの両サイドが、金糸の口が結んであります。
金銀糸の小束のほどきかた_d0176048_14503186.jpg


「お尻のこより」のほうから指を入れて開いていくと、「輪っか」の状態になります。
金銀糸の小束のほどきかた_d0176048_14505838.jpg

金銀糸の小束のほどきかた_d0176048_14511627.jpg

「輪っか」の状態から
五光やかせとり枠をお持ちの方は、枠にかけていただいて駒やボビンなどに巻き取っていただきます。
金銀糸の小束のほどきかた_d0176048_14513550.jpg

かせとり枠などがないときは、写真のように「一升瓶」などにいったんかけていただいても良いかと思います。
金銀糸の小束のほどきかた_d0176048_14514788.jpg

頭のこよりの両サイドが「口」になっていますので、
順番に引き出していくと絡まらずに金銀糸がほどけるはずです。
金銀糸の小束のほどきかた_d0176048_151996.jpg


少々わかりずらいご説明になったかもしれませんが、
ご参考にしていただけますと幸いです。
金銀糸のかせのほどき方などでも、
ご不明の点などございましたら、お気軽に何なりとお問い合わせくださいませ。

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by tera-yasu | 2016-05-16 15:25 | 金銀糸

ほんきんし と まがいきんし

おおきに、おこしやす。 のほほん金糸屋です。

今日は東京から文化財を研究されている国立の施設の方がお越しになりました。
調査研究ということでいろいろとお話したりご覧いただいたりして、のほほん金糸屋なりに金銀糸のことを一生懸命お伝えしていました。
金銀糸に興味を持っていただいてとても和やかに楽しい時間が流れ、のほほん金糸屋もお役に立てたようなので少しうれしい気持ちになったのです。

が、お帰りになってから今日のお話のことを振り返りながら、ふと考えていました。
「文化財かぁ・・・」

研究施設の方との話題の中で上がった「本金糸」と「紛い(まがい)金糸」のこと。
いとへんに分けると書いて「まがい」と読みますが、純金箔以外の素材を用いて制作した金糸を、当店のみならず金銀糸業界では「紛い金糸」と表記してお客様に提供しています。
「まがいもの」の紛い。
すなわち、「この商品はイミテーションですよ」としっかりとお客様にお伝えしてお渡しすることが、我々の業界の商習慣なのかな?とも思います。

ほんで、つまるところ、ほんきんし と まがいきんし ってなにがちがうのん?

本金糸
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ソフト紛い金糸(ポリエステルフィルム純銀蒸着金糸)
ほんきんし と まがいきんし_d0176048_1885987.jpg

純金箔と純銀蒸着フィルムということで素材が違いますし、作り方も職人さんの手作業と工業的機械生産ということで大きな違いがあります。
結果、価格が違います。 本金糸は紛い金糸のざっと10倍以上のお値段です。

ところで見た目で違いが判りますか?
実際のところ紛い金糸って、本当に良くできているんです。

では、もう少し踏み込んだところで本金糸と紛い金糸って何が違うんだろう?
非常にざっくりとした表現ですが、

紛い金糸は使い勝手が良くて、洗濯や摩擦などの堅牢度もある程度あって、汎用性が高い。
本金糸は使い勝手が気難しくて、堅牢度はあまり期待できなくて、使用用途に悩む。

そうなると当然、世間で目にする金銀糸を用いた品物のほとんどは「紛い金糸」で作られたものとなります。
結果、本金糸のものづくりは苦境を迎えることとなっています。
残念なことですが、そらそうですわな・・・

では「本金糸」はもはや無用の長物になってしまったのか・・・
実はそんなことはなく、大切に扱われた本金糸は何百年でもその輝きを保ち続けます。
紛い金糸は純銀や染料塗料を素材としている以上、10年を超えて輝きを保ち続けることは実は難しいのです。

従来からのお客様はもとより、新しく金銀糸をご覧になったお客様も「本金糸のほうが美しい」との声をよく頂戴します。
性能や機能とは別のところで「本物の価値」というものは存在しているようです。
「希少性が高い」「輝きが長持ちする」といった事柄よりも深いところに存在している価値。
歴史性や物語性、地域や人の思いが積み重なった重層的な価値。
でもその「価値の具現化」には、正直悩み続けています。

現在、本金糸の活躍の場は日本各地域の文化的財産の新調修復と、和装関連の高級品といったところに限られています。
「本金糸がなくなったら困る!!」というお声を頂戴する以上、「本金糸」の輝きを絶やすことは許されないのかもわかりません。
それはとりもなおさず、苦しい状況に置かれている本金糸の作り手の皆さんの仕事と生活を守っていくことに他ならないのだろうと思います。

そのためには、のほほん金糸屋は「やっぱりほんものっていいよね^^」っていう「本物の価値」を、もっと具現化してお伝えしていく努力をしていきたいなと思います。
必勝法は無いかもしれません。
使命感とか危機感とか重圧(プレッシャー)とかもありますが、でもいろいろな方面で活躍されている皆さんと知り合いながら、知恵をいただきながら、協力していきながら本金糸の輝きを保っていこうと思います。

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by tera-yasu | 2016-02-03 19:32 | 金銀糸

秋のお祭りと純金糸

おおきに、おこしやす。 のほほん金糸屋です。

純金十二掛と純金十四掛。
「地域の宝物づくりのお手伝い」
以前のお話になりますが、
かなりの大作にお使いいただく模様で、ほぼ1年がかりでの金糸の製作、ご納品を致しました。
秋のお祭りと純金糸_d0176048_12313994.jpg


10月に入り、様々な地域で秋祭りの季節です。
皆様がお住まいの地域のお祭りにお出かけの際は、豪華な飾り幕や金綱もぜひご覧ください。
地域にお住まいの皆様の「つながり」や「誇り」の象徴としての「たからもの」。

そのような「地域の宝ものづくり」のお手伝いが微力ながらでもできているのであれば、のほほん金糸屋としても幸いです。

実はのほほん金糸屋もいろいろな地域のお祭りを見に行きたくなって、わくわくしてきてますねん^^

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by tera-yasu | 2015-10-09 12:42 | 金銀糸

本金糸のできあがる過程 その5

おおきに、おこしやす。 のほほん金糸屋です。

職人さんの妙技のリレーで本金糸ができあがっていく過程を動画でご紹介、今回は「その5」です。

今回はいよいよ仕上げです。
撚り工場からできあがってきた金銀糸は500mから1000m単位のかせ、「大束」の状態です。
この形でお使いいただくお客様も多いのですが、小分けにした形に整えていきます。
本金糸のできあがる過程 その5_d0176048_16372878.jpg


これを刺繍職人様に少量でお使い易いように100m単位の「小束」に小分けしていきます。
33cmの長さの板に金糸を掛けつけていきます。
30周毎にこよりで仕切りを入れながら、150周掛けつけると100mの長さに仕上がります。
本金糸のできあがる過程 その5_d0176048_16435670.jpg

本金糸のできあがる過程 その5_d0176048_16445040.jpg


板に掛けた状態の金銀糸の撚りを整えるために、湯のし釜に入れて蒸気に当てます。
本金糸のできあがる過程 その5_d0176048_16495834.jpg


湯のし上がった金糸を板からはずして、少しひねりを加え、こよりを束ねつけて本金糸の完成です。

本金糸のできあがる過程 その5_d0176048_1651307.jpg


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by tera-yasu | 2015-05-14 16:52 | 金銀糸

本金糸ができあがる過程 その4

おおきに、おこしやす。 のほほん金糸屋です。

職人さんの妙技のリレーで本金糸ができあがっていく過程を動画でご紹介、今回は「その4」です。

さていよいよ細く裁断した箔紙を芯糸にらせん状に撚りつけていきます。
使用している撚糸機は稼動60年以上のベテランですが、とても大切にメンテナンスしながら使用されています。
中心の糸道に通っている芯糸の周りに撚りついていく箔紙の様子がお分かりいただけるでしょうか?


芯糸は黄色く染めた絹糸や綿糸を使用しています。
箔紙が裏返らないように、すき間を作らないように、
柔らかい風合いをまもって撚り上げていくことが大切なポイント­です。

この後、蒸気セットを施して撚りを整えます。
その後、仕上げをしてようやく本金糸の完成です。
本金糸ができあがる過程 その4_d0176048_12551194.jpg


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by tera-yasu | 2015-04-20 12:57 | 金銀糸

本金糸ができあがる過程 その3

おおきに、おこしやす。 のほほん金糸屋です。

職人さんの妙技のリレーで本金糸ができあがっていく過程を動画でご紹介、今回は「その3」です。

純金箔を押し終えた600mm幅125m長の原反を金糸にするためには細く裁断加工していかなければなりません。
まずは大切り裁断で600mm幅を六等分、およそ12cm幅にカットしていきます。
もっと細く裁断する前の準備加工で、「大切り(おおぎり)」と呼ばれる工程です。


六等分にカットした本金原反を、いよいよ金糸の太さに応じて細く裁断していきます。
当店の金糸は一掛から十八掛まで、さまざまな太さを製作します。
ですので、裁断幅も金糸の太さによって変えていきます。
太い番手で約2mm程度、細い番手ですと約0.8mm程度の幅で裁断をしていきます。
裁断した箔紙は、撚糸のためにボビンへ巻き取られていきます。


次回は撚糸の工程をご紹介します。
お楽しみに^^

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by tera-yasu | 2015-04-14 11:36 | 金銀糸