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雪月花 ~戦国の姫たちへの想い~

おおきに、おこしやす。 のほほん金糸屋です。

刺繍作家、草乃しずか様が刺繍展を開催されます。
テーマは「雪月花~戦国の姫たちへの想い~」
「雪」に四季の移ろいを、「月」に生命の神秘を、そして「花」には歴史に翻弄されながらも、しなやかに生きぬいた女性たちの命を思い、心をこめて完成させました。(案内文より抜粋)
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のほほん金糸屋は美しい刺繍作品がたくさん拝見できると、今からとても楽しみにしています。

期間は6月30日~7月18日まで
京都駅ビル JR京都伊勢丹7階隣接 美術館「えき」KYOTOにて。

日本の刺繍の美をご覧になりに、ぜひお出かけください。

創業明治三十年 京都 金銀糸
株式会社 寺島保太良商店
web http://www7.ocn.ne.jp/~terayasu/index.html
Blog http://terayasu.exblog.jp/
Twitter http://twitter.com/terayasukinnshi
Facebook https://www.facebook.com/kyoto.kinginshi.terayasu
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by tera-yasu | 2011-06-20 17:48 | 刺繍 | Comments(0)

いにしえの知恵は現代にも通ずる

おおきに、おこしやす。 のほほん金糸屋です。

先日は勉強会に参加して二宮金次郎の七代目子孫の方の講演を伺ってきました。
題して「周囲を生かす豊かな人づくりと生き方の極意」というテーマです。

マキを担いで本を読みながら歩いている姿が有名な金次郎さん。
のほほん金糸屋は不勉強なので「偉い人」だという認識は持っていましたが、具体的にどのようなことをなされた方なのかは存じていませんでした。
でもそんな人は案外多いんですね。
金次郎さんはお亡くなりになる際にこんな遺言を残されたそうです。
いわく「(私の)名を残すな、行いを残せ。」 現代では残念ながら金次郎さんの遺言どおりにはなっていないようです。

そんななかで金次郎さんがどのような考えと行動をされたのかのお話を、とても興味深く伺ってきました。 のほほん金糸屋の聞き方とまとめ方なので正確性に欠けるかも判りませんが、がんばってまとめてみようと思います。

そもそも、金次郎さんは未曾有の洪水と冷害をもたらした「天宝の大飢饉」の時代に生きた農民だったそうです。
大飢饉の困難な状況の中で自然を相手に営む農業、人を相手に過ごす生活、果たしてどのように生きていけばいいのか?
その答えを見つけるために過去の文献を読み漁る姿。
それがあの有名な像のモチーフになっているそうです。

講演の中でのほほん金糸屋は3つの言葉が印象に残りました。
ひとつは「よき程に従い、よき程に逆らえ」
「よき程に従う」とは、困難な現状を良く知り、よく調べ、そして受け入れること。
「よき程に逆らう」とは、受け入れた困難な現状に対して、対策を立て、工夫をし、実践をすること。
「逆らう」よりも「従う」事に知恵を使わなければならないのかな・・・と感じました。

ふたつ目は「遠きを見るものは富み、近きを見るものは瀕す(貧す)」
「よき程に従う」ためには「よく知らなければならない」 それはむやみやたらと知識を増やすことではない。
知識情報は「感覚、感性、受信力」で理解をしなければならない。
感覚、感性、受信力を磨いて高めるためには、その対象を表面のみに見るのではなく、その背景や歴史を「イメージ」することが大切であること。

みっつ目は「報徳」
「Give and take」というのは「こんなに頑張ったんだから、報われるのが当然」という、いわば「見返りを求める利己的な考え方」
「報徳」とは対して「Take and give」である。
「徳」とは困難な現状であってもそれを受け入れ(よき程に従い)、それでも「幸せをイメージ」できること。
その受けた「徳」を世間に返していく「報いていく」、利他的な生き方が大切である。

う~ん、せっかく良いお話を伺ってきても、自分で噛み砕いてまとめきるのは難しいですね。
でもこれからも金糸屋を続けていくにあたって、生き方、考え方の部分でとても参考になりました。
江戸時代後期の方のお考えですが、困難な状況にある現代の日本の中でも通ずる考え方なのかな、という印象を強く受けました。

天保の大飢饉のなかで、その知識とリーダーシップでたくさんの農村を救った二宮尊徳さん。
今回は尊徳さんの教えを熱心に聞き入る「農民」の立場で、のほほん金糸屋は講演に聞き入っていました。

とても貴重なお話を伺えた機会に感謝いたします。

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by tera-yasu | 2011-06-17 21:10 | その他 | Comments(2)

震災から3ヶ月たって考えること

東日本大震災が発生してからおよそ3ヶ月が経過しました。
改めまして、このたびのの震災で被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

先日は私も所属をしております

京都中小企業家同友会左京支部

にて「東日本大震災」について考える場を持とうと、会合が催されました。

支部会員さんで解体業を営まれている方が5月の連休を利用して石巻へ災害ボランティアへお出かけになられたので、その時の体験報告をお伺いしました。

被災地の状況、被災者の方々のご苦労、復興支援に携わられている方々の活動などなど・・・ご自身で実際に見てこられたこと、聞いてこられたこと、現地のにおい、食事のことまで含めて、五感で感じてこられたことをご自身の言葉と感覚で率直に語ってくださいました。

普段被災のなかった京都にいてると震災関連の情報を得るのは、やはりTV、新聞、インターネットといった手段になります。

しかし、私自身が見ていること、知っていることというのは、本当に表面上のある意味「きれい」な部分しか知らないんだということを、まざまざと教えていただいたような気がします。

今回の会合に参加なさった方は、16年前の神戸の震災の復興に関った方もたくさんおいででした。 当時の生々しい現実も改めてお聞きする機会になりました。

今回の東北のこと、16年前の神戸のこと、「震災」というテーマで、いろんな方面から皆さんで語り合いました。



どういうんだろう・・・東北地方には親しい知り合いもたくさんいますし、今回の地震の被害に関して自分では本当に心を痛めていたつもりでした。

でも、それはほんまにそうなのか?心の中では「対岸の火事」だと思っていないか? 会合を終えて家路に就きながらそんなことを自問自答していました。

今回、実際に「対岸」に渡られてボランティア活動を展開されている皆さんには、本当に頭が下がる思いになりました。
今回ボランティアに参加された方はこうおっしゃっていました。
「被災地に入って活動して、おそらくそれなりにお役に立てて被災者の皆さんから感謝もしていただきました。でも私には京都という『帰れる場所』に帰れば衣食住には困らない。しかし『帰る場所』のないこの被災地の現状を見て、ボランティアを通じて被災者の皆さんの現状に『寄り添う』ことはできても、『共有』することは難しいのかな?という無力感を感じました」

そんななかで私に考えられること、できることはなんなのか。
誤解を受ける表現かもわかりませんが、「対岸の火事」を「熱くてつらい」と感じられる自分でありたいなと強く思いました。

あの3月11日からおよそ3ヶ月、改めて自分自身に問いかける機会をいただけた事に感謝いたします。


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by tera-yasu | 2011-06-16 09:31 | その他 | Comments(0)

日曜刺繍教室 作品展のお知らせ

おおきに、おこしやす。 のほほん金糸屋です。

弊社、寺島保太良商店の金銀糸が大変御世話になっているお客様から、作品展のご案内を頂きました。
有限会社 冨塚刺繍さまが主宰されている「日曜刺繍教室」のミニ作品展が、6月12日(日)13日(月)の2日間にわたって京都市中京区東洞院六角のウィングス京都にて開催されます。
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普段拝見することができない、とても貴重なものも展示されるようです。
ぜひ皆様も刺繍の素晴しい作品をご覧になっておくれやす。

のほほん金糸屋も金銀糸を通じた「宝物づくり」のお手伝いができていると思うと、とても嬉しい思いどす。

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by tera-yasu | 2011-06-08 18:11 | 刺繍 | Comments(0)

クロス模様に巻き上げ

おおきに、おこしやす。 のほほん金糸屋です。

今日は一番太い「十八掛」という太さの金糸を、プラスチックの管に巻き上げました。
普段、金銀糸は巻き上げられていない「かせ」の状態になっています。
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これを枠にとったり、管に巻いたりして使います。

かせを枠にとって巻き上げの機械にかけます。実は一錘だけの特注品なんです。
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巻き上がりです。とうもろこしみたいな形に巻き上がるので「コーン巻」といいます。
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きれいなクロス模様に仕上がってますでしょ?

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by tera-yasu | 2011-06-07 17:39 | 金銀糸 | Comments(0)