あたらしきもの京都

おおきに、おこしやす。 のほほん金糸屋です。

大きな規模で開催される東京インターナショナルギフトショー
ご無沙汰しておりましたが3年ぶりに出展させて頂く事になりました。
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東京インターナショナルギフトショー春2017 LIFE×DESIGN

今回はあたらしきもの京都というプロジェクトで商品開発、展示出品という形になります。
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会期まで1週間あまりとなってまいりました。
ただいま、鋭意にて制作準備中。
ラストスパートがかかっております。
本当に心強い仲間の皆様に協力をしていただいております。

今回は純金の糸を身に着けていただける、
「あたらしいかたち」
をご提案したいと思っています。
ぜひどうぞお楽しみに^^

2017 2/1(水)~2/3(金)
第83回東京インターナショナルギフトショー春2017
LIFE×DESIGN Active Design&Craft Fair
「あたらしきもの京都」
東京ビッグサイト 東1ホール ブース番号:東1-D-04

皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。

創業明治三十年 京都 金銀糸
株式会社 寺島保太良商店
web http://www.terayasu.com
Blog http://terayasu.exblog.jp/
Twitter http://twitter.com/terayasukinnshi
Facebook https://www.facebook.com/kyoto.kinginshi.terayasu
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# by tera-yasu | 2017-01-21 15:17 | 金銀糸 | Comments(0)

今年もよい一年でした^^

おおきに、おこしやす。 のほほん金糸屋です。

ようやく大掃除も終えてひと段落、とおもいきや・・・・
まさかの突然のオーストラリアからのインバウンドのお客様がお見えになった仕事納めの一日でした^^
本当にありがたいことですね^^

さてさて、どうにか今年も無事に仕事納めを迎えることができました。
「金銀糸を通じて地域やお客様の宝ものづくりのお手伝い」
誠実な姿勢と丁寧な行動で取り組めたかどうか、
振り返りと反省をしつつ年末のブログを執筆しております。

一番の反省点はこのブログ・・・
今年の投稿はなんとたったの3回・・・
年々順調に更新の頻度が下がって冷や汗をかいております^^;

今年はこれまでの取り組みを踏まえておつながりができた皆様方と、
新しいチャレンジをすることができた一年だったと思います。

新聞記事に取り上げていただいたり、
華やかなファッションショーの衣装の素材をお手伝いさせていただいたり、
新しい商品の開発を始めたり・・・

お声をかけていただいたり、
こちらからお声をかけさせていただいてご協力をお願いしたり
本当に素敵な皆様方に恵まれて、いろんなチャレンジができていることに
本当に感謝の思いです。

金銀糸のものづくりを取り巻く環境は、
やはり年々厳しさを増しているのが現状であることを否定できません。
当店の取り組みはまだまだ至らないところがあり、課題も山積です。
そのなかで今年は「ジャンプするために一度身をかがめた一年」だったように思います。

本日お越しになったお客様のように
日本の国のみならず世界中で京都の金銀糸の良さを
認めていてくださる方々もおいでになります。

「なんのためにこれをやるのか?」
京都の金銀糸を取り巻く「重層的な価値」をまもるために。

来年は、もっともっと京都の金銀糸の美しさをお伝えできるような
取り組みやチャレンジを形にしていきたいと思っています。
来年2月には「新しい価値」のかたちもご覧いただける予定です。
お楽しみいただければ幸いです。

そのためにはブログの更新も気合を入れなあきまへん!

平成29年は1月5日より営業を始めさせていただきます。

皆様にとって来年も素晴らしい一年でありますように
どうぞよいお年をお迎えくださいませ。

創業明治三十年 京都 金銀糸
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# by tera-yasu | 2016-12-29 15:46 | その他 | Comments(0)

Keiichirosense in Fashion Week Tokyo

おおきに、おこしやす。 のほほん金糸屋です。

Amazon Fashion Week Tokyo
"ファッション・ウィーク" とは、年2回、世界のファッション都市で開催されているファッションの祭典で、
ファッション・ショーや展示会で発表される最新コレクションから、次のシーズンのトレンドが生まれています。

世界のファッション・ウィークの中でも、歴史性、話題性から情報発信力が大きい、
パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク、そして東京の5都市で行われるものは、
「5大ファッション・ウィーク」と総称され、大きな影響力を持っています。
(公式webより引用 http://amazonfashionweektokyo.com/jp/

とても華やかで注目度の大きな舞台ですね。
そんなAmazon Fashion Week Tokyoに参加しているブランドの一つ、keiichirosense (ケイイチロウセンス)を展開されている由利佳一郎さん。
少しご経歴を紹介します。
「鞄生産の一大産地、兵庫県・豊岡市を拠点に活動。
世界最高峰のドイツの工業デザイン賞「iFデザインアワード」にてニューダレスバッグが受賞。
また、イタリア・ミラノのバッグショー「MIPEL」にて最高賞「ミペル・アワード」などを受賞。
日本の伝統的な素材を用い革新的なシルエットにて表現することで、”未知なる感動”を提案。

ミペルアワードを連続受賞後、Made in Japanを世界に発信すべく、新ブランド「KEIICHIRO」をスタート。
姫路の皮革をベースに、日本の伝統的なテキスタイルや新素材を融合した高度な特殊技術と独創的なバッグデザインで新しい価値の創造を提案。
「バッグから着想するスタイリング」をコンセプトに、ファッションブランド「Keiichirosense」をスタートさせ、独自のスタイルとフィーリングを表現するべく、シルエットを意識しながらも、鞄という機能までをもファッションに取り入れる、いわばウェアラブルなスタイルを追求。」
(Amazon Fashion Week Tokyo ブランドプロフィールより引用
http://amazonfashionweektokyo.com/jp/brands/detail/keiichirosense/

バッグデザイナーというバックボーンを持ちながら、前衛的なインパクトと伝統的な素材との組み合わせで展開されるものづくりは、本当に個性的で魅力的です。

実は、以前からとてもお世話になっていて親しくさせていただいているご縁で、
今回の取り組みのひとつにのほほん金糸屋も少しだけ手伝いさせていただく機会がありました。

ご要望は「迫力があって、形状の固定できるような金糸が使いたい」とのことでした。
はてさて・・・由利さんの感性でどのようなものをお創りになるのかな・・・?

形状が固定できつつ、迫力のある表情で太さも出そうということであるなら、
お世話になっているくみひも屋さんと協業でこんなものをこしらえてみました。
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由利さんにお渡ししたところ「OK!」のご返事をいただけたのでひと安心^^;

あとはどんなかたちで、できあがりになったのかな?

ワクワクしつつ、当日のショーを心待ちにする日々を過ごしておりました。

そして迎えたショー当日、渋谷ヒカリエのホールで我々の前に姿を表したのは!
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大変光栄なことに、一番先頭での取り扱いにしていただけました。
ショーの様子もこちらでご覧いただけます。


今回の取り組みで金銀糸という素材について、たくさんの方に知っていただける機会を作っていただきました。
同時に新しい金銀糸の用途の可能性を拡げることにもつながったと感じています。

Keiichirosense 由利佳一郎さんとスタッフの皆様に心より感謝申し上げます。

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# by tera-yasu | 2016-10-26 17:11 | 金銀糸 | Comments(0)

金銀糸の小束のほどきかた

おおきに、おこしやす。 のほほん金糸屋です。
当店の金銀糸は少量でお求めやすいように「小束」の仕立てをしたものがございます。
これは日本刺繍用にお使いやすいように、100m長の金糸を20mごとにこよりを入れて仕立てたものです。
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でも、この小束をほどくのが少々コツがいるようで
せっかくお買い上げ頂いたお客様には
「ほどく際に糸が絡まってしまった」などの、ご迷惑をおかけすることがありました。
そこで今回のブログは「小束のほどき方」について解説させていただこうと思います。

まず頭の部分を束ねている「赤元結」をほどいてはずします。
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そうすると、20mずつに束ねている「頭のこより」(写真では左手)と、
全体を束ねている「お尻のこより」(写真では右手)に分かれて持ちます。
このとき頭の五つ並んでいるこよりの両サイドが、金糸の口が結んであります。
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「お尻のこより」のほうから指を入れて開いていくと、「輪っか」の状態になります。
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「輪っか」の状態から
五光やかせとり枠をお持ちの方は、枠にかけていただいて駒やボビンなどに巻き取っていただきます。
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かせとり枠などがないときは、写真のように「一升瓶」などにいったんかけていただいても良いかと思います。
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頭のこよりの両サイドが「口」になっていますので、
順番に引き出していくと絡まらずに金銀糸がほどけるはずです。
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少々わかりずらいご説明になったかもしれませんが、
ご参考にしていただけますと幸いです。
金銀糸のかせのほどき方などでも、
ご不明の点などございましたら、お気軽に何なりとお問い合わせくださいませ。

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# by tera-yasu | 2016-05-16 15:25 | 金銀糸 | Comments(0)

ほんきんし と まがいきんし

おおきに、おこしやす。 のほほん金糸屋です。

今日は東京から文化財を研究されている国立の施設の方がお越しになりました。
調査研究ということでいろいろとお話したりご覧いただいたりして、のほほん金糸屋なりに金銀糸のことを一生懸命お伝えしていました。
金銀糸に興味を持っていただいてとても和やかに楽しい時間が流れ、のほほん金糸屋もお役に立てたようなので少しうれしい気持ちになったのです。

が、お帰りになってから今日のお話のことを振り返りながら、ふと考えていました。
「文化財かぁ・・・」

研究施設の方との話題の中で上がった「本金糸」と「紛い(まがい)金糸」のこと。
いとへんに分けると書いて「まがい」と読みますが、純金箔以外の素材を用いて制作した金糸を、当店のみならず金銀糸業界では「紛い金糸」と表記してお客様に提供しています。
「まがいもの」の紛い。
すなわち、「この商品はイミテーションですよ」としっかりとお客様にお伝えしてお渡しすることが、我々の業界の商習慣なのかな?とも思います。

ほんで、つまるところ、ほんきんし と まがいきんし ってなにがちがうのん?

本金糸
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ソフト紛い金糸(ポリエステルフィルム純銀蒸着金糸)
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純金箔と純銀蒸着フィルムということで素材が違いますし、作り方も職人さんの手作業と工業的機械生産ということで大きな違いがあります。
結果、価格が違います。 本金糸は紛い金糸のざっと10倍以上のお値段です。

ところで見た目で違いが判りますか?
実際のところ紛い金糸って、本当に良くできているんです。

では、もう少し踏み込んだところで本金糸と紛い金糸って何が違うんだろう?
非常にざっくりとした表現ですが、

紛い金糸は使い勝手が良くて、洗濯や摩擦などの堅牢度もある程度あって、汎用性が高い。
本金糸は使い勝手が気難しくて、堅牢度はあまり期待できなくて、使用用途に悩む。

そうなると当然、世間で目にする金銀糸を用いた品物のほとんどは「紛い金糸」で作られたものとなります。
結果、本金糸のものづくりは苦境を迎えることとなっています。
残念なことですが、そらそうですわな・・・

では「本金糸」はもはや無用の長物になってしまったのか・・・
実はそんなことはなく、大切に扱われた本金糸は何百年でもその輝きを保ち続けます。
紛い金糸は純銀や染料塗料を素材としている以上、10年を超えて輝きを保ち続けることは実は難しいのです。

従来からのお客様はもとより、新しく金銀糸をご覧になったお客様も「本金糸のほうが美しい」との声をよく頂戴します。
性能や機能とは別のところで「本物の価値」というものは存在しているようです。
「希少性が高い」「輝きが長持ちする」といった事柄よりも深いところに存在している価値。
歴史性や物語性、地域や人の思いが積み重なった重層的な価値。
でもその「価値の具現化」には、正直悩み続けています。

現在、本金糸の活躍の場は日本各地域の文化的財産の新調修復と、和装関連の高級品といったところに限られています。
「本金糸がなくなったら困る!!」というお声を頂戴する以上、「本金糸」の輝きを絶やすことは許されないのかもわかりません。
それはとりもなおさず、苦しい状況に置かれている本金糸の作り手の皆さんの仕事と生活を守っていくことに他ならないのだろうと思います。

そのためには、のほほん金糸屋は「やっぱりほんものっていいよね^^」っていう「本物の価値」を、もっと具現化してお伝えしていく努力をしていきたいなと思います。
必勝法は無いかもしれません。
使命感とか危機感とか重圧(プレッシャー)とかもありますが、でもいろいろな方面で活躍されている皆さんと知り合いながら、知恵をいただきながら、協力していきながら本金糸の輝きを保っていこうと思います。

創業明治三十年 京都 金銀糸
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# by tera-yasu | 2016-02-03 19:32 | 金銀糸 | Comments(0)